「赤い糸」

運命の赤い糸で結ばれた人を待っている
春には一緒に桜を眺め歩きたい
新しいドレスを選び、目尻を丹念に化粧し
まだまだ時間があるわ、大丈夫！

バースデーケーキの蝋燭の数なんて、もう忘れてしまったわ
結婚はいつなんて、訊かれる事もなくなった
春を寒く感じるのはウェティングドレスを着た事がないせいね、 きっと
でも平気、風邪なんかひくのはもう慣れっこよ

縁ある人を連れて来て欲しい
ずっと待ち続けた私の気持ちを裏切らないで
春待つ歌を歌い続けた喉も渇き
一体何処にいるの　最愛のあなた

独り過ごす灯火の下　春風そよぎ来る
十七十八、嫁ぎたい年頃　あの彼の許へ

運命の赤い糸で結ばれている人を待っている
寂しい運命を断ち切って欲しい
恋愛線を深く刻み、泣きボクロを取って
愛しいあなた　手を差し伸べてくれるのを待ち続けてる


日本語詞　森祐士　　　挿入歌「望春風」試訳　頼雅生

「赤い糸」　日本語歌唱版

嫁ぐ日を願う小指　二人見上げる桜
夢見た頃も今は遠く　独り　歩んで来た

「結婚はいつ」　なんて　訊かれる事も減ったわ
着た事のない　ウェディングドレス　本当は憧れなの

待ち焦がれてる　たった一人
愛する人に　手を牽かれ
思いっきり　呼んでみたいのよ　「好きよ好きよあなた」

赤い糸　手繰って哀し　独り生きる 運命（さだめ）
強がってるけど　結ばれる日が　本当は憧れなの


待ち焦がれてる　たった一人
愛する人に　手を牽かれ
思いっきり　呼んでみたいのよ　「好きよ好きよあなた」

灯火照らす　春の宵　乙女は想う　彼の君よ

待ち焦がれてる　たった一人
愛する人に　手を牽かれ
思いっきり　呼んでみたいのよ　「好きよ好きよあなた」

赤い糸　手繰って哀し　独り生きる 運命（さだめ）
強がってるけど　結ばれる日が　本当は憧れなの
強がってるけど　巡り逢いたい　本当は憧れなの


詞：　(c)頼雅生　（挿入歌「望春風」を含む）

訳注：
上の方に作詞作曲者である森祐士さん御自身による日本語訳を掲載しました。こちらの歌唱版では、それをアレンジして実際に曲に併せて唄える様にしました。ヘタな替歌のレベルかも知れませんが、CDをお持ちの方は試してみて下さい。（11.11.07　歌詞微修正）。